XRP(リップル)の使える場所(実店舗、ネットショップ、各種サービス)は、ビットコイン(BTC)などと比べると直接決済に対応している大手店舗はまだ少ないものの、国際送金、オンラインカジノ・ゲーム、特定のECサイト、そして「間接的にチャージして使う方法」などを通じて利用シーンが広がっています。
具体的にXRPが使える主な場所や決済方法をまとめました。
楽天でリップル(XRP)を使うには、楽天ウォレットで保有しているリップルを「楽天キャッシュ」にチャージし、それを「楽天ペイ」や「楽天市場」での支払いに利用するという方法を取ります。
店頭で直接リップルを支払うわけではなく、チャージする瞬間にリップルが自動的に売却(日本円に換算)され、電子マネーとして使えるようになる仕組みです。
具体的な手順と、知っておくべき注意点をまとめました。
楽天でリップルを使う手順
利用するには、事前に「楽天ウォレット」と「楽天ペイ」のアプリを連携させておく必要があります。
1.リップルを準備する:楽天ウォレット。
楽天ウォレットの口座にリップル(XRP)を保有している状態にします。手持ちの「楽天ポイント」をリップルに交換して用意することも可能です。
2.楽天ペイアプリを開く:スマホでの操作。
「楽天ペイ」アプリを開き、画面上部などにある**「チャージ」**をタップします。
3.チャージ元に暗号資産を選択:設定変更。
チャージ方法の設定画面で、チャージ元を「暗号資産(仮想通貨)」に設定し、銘柄から**「XRP(リップル)」**を選びます。
4.金額を指定してチャージ:即時換算。
チャージしたい金額(日本円換算)を入力し、規約に同意してチャージを確定します。これでリップルが**「楽天キャッシュ」**に変換されます。
5.買い物で支払う:決済完了。
チャージされた楽天キャッシュを使って、日本全国の楽天ペイ加盟店(コンビニやスーパーなど)や楽天市場での買い物に利用します。
💡 利用する前のチェックポイント(注意点)
非常に便利な仕組みですが、資産運用や税金の面でいくつか押さえておきたいポイントがあります。
- チャージ手数料は「無料」だがスプレッドがあるチャージ自体の手数料は無料ですが、リップルを売却して楽天キャッシュにする際、楽天ウォレットの「提示レート(スプレッドを含んだ価格)」が適用されます。実質的なコストがわずかに含まれている点には留意が必要です。
- 税金(雑所得)の対象になるリップルを楽天キャッシュにチャージした瞬間は、税法上「暗号資産を売却して利益を確定させた」とみなされます。リップルを購入した時点よりも価格が上がっていた場合、その差額(利益)は雑所得として課税対象(確定申告が必要になる場合がある)になります。
- 利用上限がある暗号資産から楽天キャッシュへのチャージは、最低1,000円からで、月間のチャージ上限は合計10万円までとなっています。
手持ちのリップルを日常の買い物にサクッと回せるのは大きなメリットです。税金の計算だけ少し頭の片隅に置きつつ、まずは少額から試してみてはいかがでしょうか。
その他使えるところ
国内の実店舗・ECサイト(直接決済など)
日本国内でXRPを直接支払いに使える主な窓口やサービスです。
- 総合通販「BitcoinMall(ビットコインモール)」
- 10万点以上の家電、PC、キッチン用品、オフィス用品などを取り扱うショッピングサイトです。ビットコインだけでなくXRPでの決済にも対応しています。
- 各種飲食・個人店
- Web3決済システム(Slash Web3 Paymentsなど)を導入している一部の先進的なカフェ、バー、美容室、焼肉店などで、XRPを含む暗号資産決済に対応している実店舗が全国にポツポツと存在します。
- ふるさと納税(一部の自治体・仲介サイト)
- 暗号資産で寄付ができるふるさと納税プラットフォームなどを通じて、XRPで特産品をもらう(納税する)ことができます。
海外のオンラインサービス・旅行・エンタメ
海外では、より実用的な決済手段として取り入れられています。
- 旅行予約サイト(Travala.com など)
- 世界中のホテルや航空券を予約できる大手旅行サイト「Travala.com」では、XRPで直接支払いが可能です。
- オンラインカジノ・ゲーミングサイト
- 海外の主要なオンラインカジノ(ステークカジノ、ビットカジノなど)やWeb3ゲームでは、XRPは「送金手数料が安く、着金が圧倒的に早い」という特性から、主要な入出金手段として広く使われています。
- ホスティング・VPNサービス(Namecheap、ExpressVPN など)
- 海外のドメイン・サーバー会社や一部のVPNサービスでは、プライバシー保護の観点からXRP決済を受け入れているところがあります。
【最も実用的】国内のサービスへ「チャージ・交換」して使う
日本国内で日常的にXRPの価値を使う場合、店で直接XRPを支払うよりも、「保有しているXRPを他の決済残高にチャージする」という間接的な方法が最も多くの場所(コンビニ、スーパー、一般店舗)で使える方法になります。
- 楽天キャッシュ(楽天エコシステム)へのチャージ
- 「楽天ウォレット」の口座にあるXRPを、楽天グループの電子マネー「楽天キャッシュ」へチャージ(チャージ手数料無料)することができます。
- これにより、全国のコンビニ、スーパー、ドラッグストアなどの楽天ペイ加盟店や、楽天市場での買い物に実質XRPを使うことが可能になります。
- 暗号資産デビットカード / プリペイドカードへのチャージ
- 海外の暗号資産取引所や決済サービス(BitPayなど)が発行するVisa/MastercardブランドのカードにXRPでチャージすることで、一般のクレジットカード加盟店で利用できます。
本来の「使える場所」:国際送金や暗号資産同士の交換
実店舗での支払い以外に、XRPが最もその強みを発揮して「使われている」のは以下の場面です。
- 異なる取引所間・ウォレット間の資金移動
- 「手数料が1円以下と極めて安い」「数秒で着金する」というメリットがあるため、個人が取引所間で資金を移動させたり、海外のサービスに送金したりする際の「ハブ(移動手段)」として最もよく使われています。
まとめ
- 日常の買い物で使いたい場合: 楽天ウォレットから「楽天キャッシュ」にチャージして、楽天ペイとして使うのが一番手軽です。
- ネットショッピング・旅行で使いたい場合: BitcoinMallやTravala.comなどの対応サイトで直接決済。
- 送金・資金移動: 世界中の取引所や対応ウォレットへ、最も安く高速に価値を移転する手段として使えます。
