アメリカ(米国)の銀行ランキング!時価総額トップは!
以下に最新のアメリカの銀行ランキングについて示します。時価総額でランキングしました。
1位はJPモルガンチェース。
2位はバンクオブアメリカ。
3位はウエルズファーゴになります。
各銀行について述べたいと思います。
| No. | Ticker | Company | Market Cap | P/E | Price |
| 1 | JPM | JPMorgan Chase & Co. | 382.09B | 10.33 | 124.91 |
| 2 | BAC | Bank of America Corporation | 226.07B | 8.52 | 27.14 |
| 3 | WFC | Wells Fargo & Company | 143.06B | 11.52 | 36.23 |
| 4 | C | Citigroup Inc. | 86.39B | 6.06 | 43.11 |
| 5 | USB | U.S. Bancorp | 58.99B | 9.45 | 34.9 |
| 6 | PNC | The PNC Financial Services Group, Inc. | 52.19B | 8.97 | 124.15 |
| 7 | TFC | Truist Financial Corporation | 47.08B | 7.43 | 32.89 |
| 8 | MTB | M&T Bank Corporation | 20.11B | 10.47 | 114.93 |
| 9 | FITB | Fifth Third Bancorp | 18.34B | 7.61 | 25.48 |
| 10 | RF | Regions Financial Corporation | 17.38B | 7.85 | 17.88 |
| 11 | HBAN | Huntington Bancshares Incorporated | 16.82B | 7.43 | 10.78 |
| 12 | CFG | Citizens Financial Group, Inc. | 15.91B | 7.6 | 31.1 |
| 13 | KEY | KeyCorp | 11.77B | 6.17 | 11.86 |
| 14 | CMA | Comerica Incorporated | 5.80B | 4.77 | 40.4 |
| 15 | ZION | Zions Bancorporation | 4.50B | 4.88 | 28.25 |
| 16 | FRC | First Republic Bank | 3.36B | 1.5 | 12.36 |
時価総額の最新データは下記を参考にしてください。
1位 J.P.モルガン・チェース

時価総額(2026年)
- 約8,099億ドル(日本円で約120兆円超)
- 銀行業界では圧倒的な世界1位であり、ライバルのバンク・オブ・アメリカやシティグループなど上位3行の合計をも上回る規模に達しています。
- アナリストの間では、今後数年以内に「銀行初」となる時価総額1兆ドル到達の可能性も指摘されています。
主な特徴と強み
- 「J.P.モルガン」と「チェース」の2大ブランド
- J.P.モルガン: 機関投資家や大企業向けの投資銀行、資産運用、プライベート・バンキング。
- チェース: 全米の個人客や中小企業向けのリテール銀行業務(預金、クレジットカード、住宅ローンなど)。
- 圧倒的な収益力と市場シェア
- 投資銀行部門:手数料収入で16年連続世界1位(2024年末時点)。
- 商業銀行部門:全米のリテール預金シェアで1位。
- 強固な財務基盤とリスク管理
- 「要塞のようなバランスシート(Fortress Balance Sheet)」と称される強固な自己資本を有しています。
- 2023年の金融不安時には、経営破綻したファースト・リパブリック・バンクを当局の要請で買収し、その規模をさらに拡大させました。
- 主要銀行のAI能力を比較する「Evident AI Index」で1位を獲得するなど、DX(デジタルトランスフォーメーション)に注力しています。
2位 バンク・オブ・アメリカ

時価総額(2026年)
- 約3,491億ドル(日本円で約52兆円超)
- 銀行業界ではJPモルガンに次ぐ世界第2位の時価総額を維持しています。
- 直近の株価(2026年3月6日終値)は48.64ドルで、配当利回りは約2.3%です。
主な特徴と強み
- 全米屈指のリテール(個人向け)基盤
- 米国内の世帯浸透率が非常に高く、預金残高やクレジットカード発行枚数でトップクラスのシェアを誇ります。
- 「デジタルとリアルの融合」を掲げ、店舗数を最適化しつつ、次世代型の「フィナンシャル・センター」を全米に展開しています。
- メリルリンチ買収による強力な資産運用部門
- 2008年の金融危機時に買収した「メリルリンチ」を傘下に持ち、富裕層向けの資産運用(ウェルス・マネジメント)や投資銀行業務で強大な影響力を行使しています。
- 業界をリードするテクノロジー投資
- AI(人工知能)やモバイルアプリの強化に巨額を投じており、デジタルプラットフォームを通じた顧客エンゲージメントの高さが収益を支えています。
- バフェット氏の主要投資先
- 著名投資家ウォーレン・バフェット氏率いるバークシャー・ハサウェイが筆頭株主の一つであることでも知られ、長期的な安定成長が期待される銘柄の代表格です。
Bank of AmericaのInvestor Relations
3位 ウェルズ・ファーゴ

時価総額(2026年)
- 約2,481億ドル(日本円で約37兆円超)
- 米国銀行業においてJPモルガン、バンク・オブ・アメリカに次ぐポジションを維持しています。
- 2026年3月6日時点の株価は約80.42ドル、配当利回りは約2.24%となっています。
主な特徴と強み
- 「伝統的な商業銀行」としての強力な基盤
- 投資銀行業務に強みを持つJPモルガンとは対照的に、預金やローンといった伝統的な商業銀行業務(リテール・バンキング)を収益の柱としています。
- 特に住宅ローン分野では全米屈指のシェアを誇り、個人向け金融サービスにおいて極めて高いブランド力を持っています。
- 地域密着型の広範な店舗網
- 全米を網羅する膨大な支店網とATMネットワークを有しており、地域社会に深く根ざした営業展開が特徴です。
- 経営再建と収益性の改善
- 過去の不正アカウント問題を受けて当局から課された資産成長制限(アセットキャップ)の下、現在は徹底したコスト削減とコンプライアンス体制の強化に注力しています。
- 制限下でも純金利収入の最大化を図るなど、経営効率の改善が進められています。
- 個人向けだけでなく、資産運用(ウェルス・マネジメント)部門も強化しており、中核ビジネスの一つとして成長を続けています。
4位、5位はシティーグループとUSバンコープが続きます。
株価、利益ともに健全に推移しています。
アメリカ(米国)の銀行における利益率と配当

- JPモルガン・チェース
3社の中で最も高い利益率を誇ります。投資銀行業務、トレーディング、クレジットカード、商業銀行のすべてでトップシェアを持ち、規模の経済を最大限に活かして高いマージンを確保しています。
- バンクオブアメリカ
強力な預金基盤による低い資金調達コストが利益を支えています。リテール部門のデジタル化が進んでおり、運営コストを抑えることで安定した利益率を維持していますが、投資銀行部門の比重がJPモルガンより低いため、爆発力より安定性が際立ちます。
- ウエルズファーゴ
かつては3社で最も効率的でしたが、不祥事に伴う制裁(資産成長制限)の影響で、現在は他2社に比べ利益率が見劣りします。現在は大規模なコスト削減と不採算部門の整理を進めており、利益率の「回復フェーズ」にあります。
| No. | Ticker | Company | P/E | 配当率 | 利益率 |
| 1 | JPM | JPMorgan Chase & Co. | 11.3 | 2.99 | 47.1 |
| 2 | BAC | Bank of America Corporation | 11.77 | 2.37 | 43.1 |
| 3 | WFC | Wells Fargo & Company | 12.08 | 2.58 | 32.3 |
| 4 | C | Citigroup Inc. | 6.56 | 4.19 | 23.4 |
- 非金利費用の抑制: JPモルガンはIT投資に巨額を投じつつも、収益がそれを上回るため効率が良い(オーバーヘッド・レシオが低い)。
- 金利環境への感応度: ウェルズ・ファーゴとBofAは預金ビジネスの比重が大きいため、金利上昇局面では貸出利ざや(NIM)が拡大し、利益率が向上しやすい特性があります。
- 貸倒引当金: クレジットカード保有者が多いJPモルガンやBofAは、景気後退期には引当金が増え、一時的に利益率が圧迫されるリスクを内包しています。
利益率などのデータは下記を参考にしてください。
まとめ
アメリカの銀行の株価は私の経験上、イベントに敏感に反応しやすく、急激に株価が一時的に低下することがあります。
このため、投資に回せる資産が限られている人や、株価の上下が気になってしまう人は今一度検討した方が良いかと思います。
アメリカ株における株価の確認は下記のヒートマップが便利です。

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